のんびりしっかりキャリアとライフ

意識高くも低くもなく、お茶を飲みながらのんびりキャリアや将来のことを考えるブログです。

嫌な人・苦手な人

不思議なことに、何度環境が変わっても必ず身近にいますよね、苦手な人や嫌な人。

働いている人であれば、必然的に職場で苦手な人がいる確率が高くなると思います。学校やサークルではないので、苦手な人を避け続ける訳にもいかなかったりして。
苦手の度合いにもよりますが、その人が目に入るだけでも精神的なストレスはかなりあると思います。新型コロナにより急速に普及したテレワークはデメリットよりメリットの方が多いと聞きますが、「苦手な人を見なくていい」という面でもストレスを軽減する効果がありそうです。
 

嫌な人はギフト?

私も以前の職場で極めつけの苦手な人がいました。詳しくは書きませんが、私も、周りの人も、「こ…こんな人初めて…」と絶句する感じ。本当に困りました。転職していってくれた時には、転職先の会社に向かって皆で手を合わせたものです。
そしてその後、私も、同僚の何人かも転職。皆で集まったときに数名が言っていたのが、「今の会社で扱いが難しい人がいるけど、あの人と比べたらかわいいもんだからストレスにならない」ということでした。極端な例を知ってしまったので、耐性ができたのだと思います。それがいいことなのかどうかは微妙ですが、彼女の存在が私達を強くしてくれたと言えるので、人生やキャリア形成におけるギフトと言ってもいいのかも。
 
但し、サイコパスと言ってもいい位の人が相手の場合は、ギフトとか言っている場合ではなく、自分がメンタル不全になる前に、ただちに逃げるしかないと思います。
 
嫌な人や苦手な人。この先しばらく付き合っていかないといけない場合はどう対処すればいいのでしょうか。
 

その人の気持ちになってみる

そんな仏のようなことをするのは困難ではありますが、一度仏の心になって、なぜそんな反応をするのか、そんなことを言ってくるのかを相手の気持ちになって考えてみる。
目の前の相手に対してネガティブな発言や行動をするというのは、自分の心の不安定さからきている場合が多いと思います。例えば、「何でそんなこともできないの?」と言われた場合。できなかった人になぜできないのか問いかけても、もちろん納得できる返答があるはずがないのに、その人はその言葉を口に出してしまう。だから返答を期待している訳ではなく、「あなたは私が当たり前にできることができない、私より下の人間だ」と確認したいのです。それは、目の前にいる人を貶めることで、自分を正当化する行為。合理化と呼ばれています。
この人は、何か自分の存在を脅かす不安を抱えているからこの言動をすることで安心したいんだな…という風に考えると、ほんの少しだけ気が楽になるかもしれません。
 

無になってみる

自分の気持ちは、相手の言動によって大きく影響されますよね。だからこそ嫌だなとか苦手だなという感情に繋がっていくと思います。が、もし相手が全く知らない言語を話す人だったり、犬がワンワン吠えてきているだけだったりしたら、安定した感情を持ち続けることができると思います。表面は聞いているフリをしつつも、無になって馬耳東風を実践してみる。それができるようになったら、今後のために大切なサバイバルスキルを身につけたといえると思います。
 

かわいそうと思ってみる

得てして、嫌な人は周りの人達の多くからも嫌な人と思われているはず。いい人と思われた方がメリットが多いのに、あえて嫌な人として存在するのはデメリットしかない。なのに皆に嫌がられるふるまいしかできないなんてかわいそうだな…。と思って、「あなた大変ですね」という目で見てみる。
 
その他、色々な対処法があると思いますが、その人の気持ちになってみる、というのは難しいけれど一番大切な点なのかもしれません。何でそんなことを言うの!?信じられない!という言動をされた場合。「その人の世界ではそれが正しいことなんだ」と思ってみると、相手の発言に影響されて気持ちが乱れることが少なくなると思います。
とはいえ、仏ではない私達は、これからも他人のふるまいや言動に影響されまくって生きていくはず。影響された後に、「あ、影響されちゃったな」と振り返るだけでも気の持ちようはかなり変わってくると思います。
 
かまってほしくないときにかまってくる人は苦手です
 
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