のんびりしっかりキャリアとライフ

意識高くも低くもなく、お茶を飲みながらのんびりキャリアや将来のことを考えるブログです。

会社組織について(その1)

会社で働く。

色々な感情を呼び起こす言葉だと思います。

どちらかというとポジティブよりネガティブに響く言葉かもしれません。でも、見る角度や見る人の立場によってかなり捉え方は違いそう。

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出典:unsplush

今自分が会社員の場合

会社に入りたての場合は、頑張るぞ!とか、うまくやれるかな?など、期待や不安などの色々な感情が交錯していると思います。でも、ある程度時間が経って落ち着いて周りを観察できるようになってくると、最初の気持ちを持ち続けることは良くも悪くも難しい。慣れや飽きが出てきます。そうすると、やっていけそう、という気持ちや、こんなはずじゃなかった、という気持ちが生まれてくる。

今自分が会社員ではない場合

私はフリーランスで働いたことはありませんが、次の会社を見つけずに辞めて、数か月専業主婦をしながら就職活動をしていたことがあります。その時は、出来ればもう会社組織には属したくない(人間関係や組織のしがらみ、通勤、時間の拘束…)という気持ちと、会社員がうらやましい(社会貢献できる、チームでの達成感がある、何だかんだ言って守られている)という気持ちがせめぎ合いっぱなしでした。

会社員に戻りましたが、気持ちのせめぎ合いは続行中です。

 

結局、どんな立場にいたとしても、いいところと悪いところの両方があるんですよね。

今、このまま働いていていいのかな?何か新しいことをした方がいいんじゃないのかな?と思っているとしたら、自分のキャリアの可能性を箇条書きにしてみて、一緒にそのメリット・デメリットも書き入れてみると少し気持ちの整理が出来るかもしれません。「キャリア」の定義は色々あると思いますが、「お金を稼ぐための仕事人生」ではなく、「仕事を含めた自分の人生全体」として考えてみると可能性が広げられるはず。とはいえ、突然そんな壮大な青写真が描ける人はそういないですよね。ゼロベースで考えたら、本当は自分は何をやりたいのか?もしくは、子供のときは何をやりたかったのか?今まで生きてきて、何をしている時が一番楽しかったか?というところから少しずつ、本当の自分を探検する気持ちで考えていくと楽しめるのではと思います。

 

話が脱線してしまいました。「会社で働く」ということについて。

結局、私は現在会社組織に属して働いています。今の自分には会社員が一番合っていると思っているからではありますが、やはりいい面悪い面両方ある訳で。特に人と人とのコミュニケーションに関して困ったことや嫌なことが起きる場合が多い。

単純な摩擦もあると思いますが、会社という組織の仕組みから生まれる矛盾や軋轢がそういったネガティブなできごとを生んでいる、と近年強く感じるようになりました。

会社組織。いくつかの階層で成り立っていて、下から上へ登っていく形をとっており、トップは社長。三角形のヒエラルキー型。たまに「うちの会社は現場が一番大切だから現場を上にした逆三角形」と言っている経営者の方を見かけますが、一番大切な現場が一番薄給で、一番現場から離れた経営者が一番多くサラリーを得ていることについてはどう説明するんだろうと思います。

また、人が人を評価するという仕組みにも矛盾が生まれがちです。360°評価とか、コアコンピテンシー評価とか、出来るだけ正確に、多方面から評価するやり方もありますが、それでも限界がある。自分を評価する相手が本当にそれに足る人間なのかと言われれば、どうしても当たりはずれが出てしまう。

経済を回すためには非常によくできた仕組みだとは思いますが、経済をとっぱらって考えたらたくさんの矛盾をはらんでいる会社組織。その中でうまくやっていくにはどうすればいいのでしょう。

長くなるので、次回に続きます。

 

寝るのが仕事

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