のんびりしっかりキャリアとライフ

意識高くも低くもなく、お茶を飲みながらのんびりキャリアや将来のことを考えるブログです。

気持ちと食べ物

「ほっとできる近所のお気に入りのカフェみたいな存在になりたい」このブログですが、過去3回は結構真面目なキャリアの話が続いたので、今回はちょっと話を変えて、気持ちと食べ物の関係の話です。

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出典:unsplush

本能が呼んでいる

ストレスの多い日常を過ごしていると、甘いものやカロリーの多いものに手が出がちです。後で後悔することは分かっているけど、口にするとストレスが減るような感覚があるし、止まらない。というループは多かれ少なかれ誰にでもあると思います。そしてそれは、太古の昔から受け継がれた、抗うのが難しい人間の防衛本能。

たくさんカロリーを摂取することで生き延びてきた人類は、ストレスにさらされると自分を守るためにカロリー過多の食べ物を食べたくなってしまうそうです。そもそも現代の日本では、高カロリーを体に蓄えて不測の事態に備える必要性はあまりないと思いますが、脳に回路ができているようです。

そして、私たちが子供だった時。おいしかったと記憶に残っている食べ物は、大抵カロリーが多めだったり甘かったりしているのではないでしょうか。大人になってストレスにさらされたとき、そんなストレスを知らなかった子供時代に戻りたいという気持ちが無意識に働いて、子供時代に好きだった食べ物を食べたくなるという説もあるようです。

そう思うと、身体が欲しているのにはちゃんと理由があって、何だか自分が健気な存在に思えてくるのですが、問題は、「その瞬間は落ち着くけど、中毒のようになってしまう依存性」と、やはり健康に良くないこと。食べた後に罪悪感も残るし、何か手をうった方が得策ではあります。

◆今本当におなかがすいているか考える◆

3時だから何か食べようかな…みたいに習慣化されているのであれば、今一度お腹と相談してみる。食べ物を消化するためには胃腸さんはかなり働く必要があるので、働いてもらうに足る空腹感があるかよくよく考えてみる。口寂しいだけだったら、お茶を飲むだけとか、ガムを噛むとかだけにしてみる。

◆ちょっとだけ意識&工夫してみる◆

◯ラベルを読んでみる

加工食品のラベルに記載されている原材料名は、食品添加物を除いて、使われている重量が多いもの順になっているそうです。それを知ってからよく見ると、このジャムは砂糖が果物より多いのか!とか、そば粉の方が小麦粉より多く使われているそばの乾麺ってあんまりないのね…とか、参考になります。一番最初に「砂糖」と書いてあるお菓子を見たら買って食べようという気持ちはかなり薄れます。

◯自分で作ってみる

手をかけたお菓子や料理に憧れてはいるものの、私は手際が悪いことに加え最小の労力で最大の効果を生むこと(ようは手抜き)が大好きなので、ごく簡単な、こんなことをしています。

① 疑似アイスクリーム

検索すると、低カロリーレシピは山ほどでてきますが、私は凍らせたバナナ×無糖ピーナツバター×甘酒少しと豆乳少しをブレンダーにかけたもので代用しています。普通に、結構濃厚なアイスクリーム感があって満足です。

② 粉もののお菓子

白崎茶会さんのレシピにはまり、本を買って色々作りました。きっかけはどこかの雑誌で見た、あんこと米粉を使ったチョコレートクッキー。健康云々より前に、おいしそう!と思って作ったところ、普通のクッキーよりずっとおいしかったからです。そしてどれも簡単。米粉レシピに凝っていた間は小麦粉を使ったお菓子をあまり食べなかったせいか、ケーキ屋さんで買ったケーキやスコーンが食べられなくなっていました。あんなに好きだったのに…と悲しくもなりましたが、身体がより健康になったのかもということでよしとしています。

 

白崎茶会のあたらしいおやつ 小麦粉を使わない かんたんレシピ

白崎茶会のあたらしいおやつ 小麦粉を使わない かんたんレシピ

  • 作者:白崎 裕子
  • 発売日: 2016/09/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

③ 豆の力を借りる

タンパク質不足になると、疲れやすくなったり筋肉量が低下したりしてしまう。頭も働かなくなるらしいので、油や糖質を食べたくなったときのストッパーが外れやすくなるとも言える。肉や魚で補ってもいいでしょうが、私は大豆製品の力を借りることが多いです。

豆腐はいつものメニューにちょっと足すのも簡単だし、パンケーキやパウンドケーキに豆腐を足して焼くとボリュームが出る上にふわっと感もアップ。甘酒を豆乳で割って飲む習慣はもう数年続いています。甘酒単体だと私には甘すぎるので、豆乳で割るのがちょうどいい。続いているのは身体にいいからというより美味しいからがメインです。

他にも野菜サラダやスープに市販の豆の水煮を入れたり、ほぼ調理することなくプラスしてたんぱく質補給ができるので重宝です。

 

気持ちの赴くままに食べてしまうのも悪いことばかりではないでしょうが、食べることでストレスが解消されるのは食べている間だけ。少しだけ意識を変えてみることで自分の心も身体も整っていく。でも意識し過ぎは逆効果なので、たまには意識から解放して、その時本当に食べたいと思ったものなら多少罪悪感のあるものでも楽しんで食べる。以前のこちらの記事に書いた「丁寧な暮らし道」に通じるところがありそうです。

 

ちゅーるはたまに食べるからおいしいの?

 

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