毎日を丁寧に過ごす - のんびりしっかりキャリアとライフ

毎日を丁寧に過ごす。

揶揄されることもあるこのフレーズですが、そんなライフスタイルを送ることに憧れている人は多いと思います。

メディアに取り上げられている素敵な人達はみんな毎日を丁寧に生きてるように見えるし、おしゃれっぽい。雑に日々を過ごしがちな私もとっても憧れています。

そして、「毎日を丁寧に過ごす」ことには、おしゃれ感とはまた別の側面もあるようにも思っています。

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人は基本的には楽な方に流されていく生き物。衣食住に常に気持ちを行き届かせて丁寧に暮らすというのは、寝転がってだらだら暮らす生活とは相反しています。

自分を律して、決めたやり方を毎日守り、背筋を伸ばして凛として暮らす。

続けることでそれが身について、自分の気持ちの拠り所にもなっていく。それは、武道とか茶道のような、「◯道」にに通じるところがあるのではないでしょうか。

私のような丁寧に暮らすもどきレベルは、白帯。極めている人は免許皆伝。のような。

今までは、トレンドに乗っているみたいでちょっと恥ずかしさもあった「丁寧な暮らし」ですが、そう思うようになってから、自分なりの丁寧を見つけて実践してみようという気持ちが強まってきました。

モーニングルーティンが世界的に流行っていますが、「朝時間をどう過ごすか」が一日の過ごし方を決めるといっても言い過ぎではないと思います。私は家を出る2時間半前には起きるようにしています。勉強するときも一番集中できる朝。5分間瞑想もします。

今の自分は半年前に食べたもので作られているそうですね。食は生きていく上で一番大切なもののひとつ。可能な範囲で、オーガニック、もしくは地元に近いところで作られた食材を選ぶようにしています。

1分でいいから毎日運動をするのが体型維持に一番有効であると、女性の体型の経年変化を研究している大手下着会社のレポートで読みました。体型維持目的以外でも、一日を穏やかに終わらせる儀式として、ストレッチ程度ですが体を動かしています。

これが一番大切で難しいと思います。働いていると、いつも先のことを考えてやることを組み立て実行、みたいなことの繰り返しになりますが、意識して今やっていることに全力を傾けてみる。そして、会話するなら、目の前にいる人に集中する。その間だけでも、スマホばかり気にするのは止める。

これらがちゃんと出来た日は心が落ち着くし、達成感さえ感じます。

丁寧な暮らし道。心が荒みそうな時ほど実践した方がいいのかもしれません。

…とはいえ、いつ何時も丁寧は疲れる。武道の達人なら四六時中意識を張り詰めて暮らすことが身についているのだと思いますが、道半ばの私達は、たまには何も考えず、寝坊したり、ジャンクなものを食べたり、だらだら過ごしたりしてリフレッシュする（そのまま堕落しない前提で）のも人生には大切だとも思います。

丁寧にだらだら過ごす

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