自分と他人を比べること

あの人と比べて私はここが良くない。何であの人みたいになれないんだろう…。私ってダメだな。みたいに思ってしまうこと、よくあると思います。

 

他人とは比べない

自分と他人を比べることは、社会での自分の居場所を確認するためにはある程度必要なことだと思います。問題があるとすると、比べることで、自分を卑下してしまったり、価値がないと思ったり、他人を羨んだりしてしまうことではないでしょうか。

人に優しく自分には厳しく、というのはよく言われてきたことですが、それは自分は人より劣っているから厳しくせよということではなく、自分を律することが大切という意味のはず。

比べるなら、他人ではなく、ありたい自分の姿と比べないといけないのだと思うのです。

ありたい自分の姿とは、物質的なことでもいいのかもしれませんが、際限が無くなりそうなので、私は「死ぬときにいい人生だったと思える理想の自分」はどんな自分か想像して、近づくように努力しています…たまに。

 

◆自分は自分の一番の理解者◆

理想の自分も意識はしますが、そればっかりでは疲れてしまう。自分は自分の親友とも思っています。いいところも悪いところも認めての親友のはず。やるべきことをちゃんとやれた時には、私すごい！さすが！と小声で褒めています。

苦手な人に仕事の依頼が出来た、とか、ケーキも頼みたかったけど飲み物だけで我慢した、とか、ほんの些細なことでも自分褒め。一日5褒めをノルマにしてみてもいいのかも。

自分の人生。遅くとも数十年後、もしかしたらもっと早く自分とお別れする時がやって来ます。他人を気にする時間があったら、その前に自分を気にした方が良いのではないかと思うのです。

 

自己中なふるまいがとんでもなくかわいい生き物