のんびりしっかりキャリアとライフ

意識高くも低くもなく、お茶を飲みながらのんびりキャリアや将来のことを考えるブログです。

できません!

突然「今度からこれもやって」と降ってくるお仕事。その分の余裕を持ちながら働いている人はあまりいないと思うので、「今でも手一杯なのにできません!」と返答する人は多いと思います。

私もそうでした。というより今でもそうかもしれません。なので偉そうなことは言えませんが、今までの自分を客観的に振り返ってみます。

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期待されている≒負担が増える

上司が全社ミーティングで発表するかっこいい資料を作る係に任命され、何度作っても「ちょっと違う」と曖昧な返事しかもらえず、「何で私がこんなことをやらないといけないのか!」と不満タラタラでやった仕事。確かに、通常に加えて業務が増えたので残業は増え、ワークワイフバランスはめちゃくちゃになったのですが、振り返ってみると、私に何かしら期待してたから彼はその仕事を私に委ねたんだなということは理解できます。当時は、「自分のパワポなら自分で作れ!」と毒づきながら何とかこなした訳ですが、少なくとも、期待されてるんだということは自覚しながら働いた方がよかったなと後悔してます。なぜなら、仕事自体は滞りなく終わらせられたものの、私の不満っぷりが上司にも伝わってしまい、次の仕事は別の人に振られるようになってしまったので。

楽にはなりましたが、期待はされなくなったということだな…と、そうなってやっと気づきました。

同じような経験のある人は結構いるのではと思います。生き物としての防御反応なのか、新しい仕事が与えられた時に、期待されてる!というポジティブな感じより、残業増えるし大変になる!というネガティブな感じが先に来てしまうんですよね。

速攻で出来ません!ではなく、まず、この人はなぜ私に依頼してきたんだろう?と、相手目線でとらえてみる。少なくとも、その仕事に必要とされたことは間違いありません。その上で、今の自分の状況から、こんなネガが発生するかもしれないのでサポートが必要、と冷静に伝えてみる。ベストなやり方を考えてみるので一旦持ち帰らせて下さい、後日またお時間頂けますか?と伝える。時間を置くと冷静になれるので、冷静な返答が出来るはずです。

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そして、上司としての立場で部下に新しい仕事をお願いするとき。私も何度か経験ありますが、よくある反応は、拒否タイプ→「出来ません!」、脅迫タイプ→「やってもいいですけど残業増えるし仕事の質は落ちますがそれでいいんですよね」、他人を持ち出すタイプ→「あの人の方が絶対暇なのに何で私なんですか?」など。あくまで私の経験ですが、今その人がどんな仕事をやっているかを詳しく話してもらって、その大変さに共感した上で「でも、そんなにしっかりこなしているんだったら、更に上を目指してもいいと思うからこの仕事にチャレンジして欲しい。まずやってみて、それでも無理があったらすぐ教えて。」と伝えると、前向きに取り組んでくれました。

上司の役目としては、期待しているからこそ任せたんだということをちゃんと言葉で伝えて欲しい。抜擢したんだから期待してるなんて分かってるだろうと思うかもしれませんが、思っているほど分かってないケースの方が多いかと。

部下の立場、上司の立場どちらも、相手の話を聴いて、相手の立場になって考えてみることが大切なんでしょうね。

…と偉そうに書いてますが、実際の多忙なお仕事の場面になるとそれがきれいごとになってしまうことも実感しております。

すぐに出来ずとも、たまに思い出すくらいで充分だと思います。

 

猫先生のお仕事はシンプルだけど全力を出し切るのは大変なのかも!

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